コンクリートの修復作業-造園部-

2025/1/28

いよいよ広範囲の工事がスタートしました。

RSKの取材もきています!

造園部が集まって土中のしぶとい根を手作業で取り除き、破損部分の立上りや割れた破片を丁寧に仕分けていきました。

スラブに亀裂の入っているカ所は、専用のカッターなどを使って修復用のモルタルを多く打ち込めるように、溝を広くする作業が入ります。

一方、報告書部は工事の記録をとるために工事前、工事中、工事後の写真撮影と3Dスキャンを開始・・・

工事前の撮影が終わって立上りの修復にさしかかったところで、

なんと

昭和35年2月の三玲実測図と現在の立上り(築山)のラインが異なっていることが判明!!

確認したところあまりにも相違があるために一旦工事は中断し、造園部と報告書部で緊急会議が行われました。

庭園のデザインの大部分に関わることなので慎重に検討すべきとの結論となり現状図面を一刻も早く起こす必要がありそうです。