雨水排水経路の調査 -建築部-

2025/4/10

コンクリートスラブが表しになったところで、会所マスが計6カ所見つかりました。

スラブの水勾配からしてだいたいのマスとマスの繋がりは推測できたのですが、

実際に水道から水を流してみるとすべてのマスに逆流してきました・・・

高圧洗浄機などで押し流してみても開通しないので、専門の業者さんに調査をお願いしました。

とにかく地面を掘って水道管がどのように通っているかを確認する必要があるのですが、
既存のコンクリートスラブの下になるので慎重な選択をしないといけません。

まずは庭園の敷地外である茶室横を掘ります。

ここには最終的に敷地外に流れていく最終経路があるためです。

電気工事の際に

「掘削していくと古い土管や排水用のように思われるパイプが発見されました。
土管の方は割れてしまって機能は果たしてないようですが、
その隣を通っている後代のパイプが代役をしているのかもしれません。」

ということを書きましたがそれのことです。

水道関係の設備業者さん立会いのもと、水道水を流し続けて各マスから水が溢れようとした寸前、破損している土管の方から水が流れ出てきました!!

すると直ちに、溢れそうだった各マスから水が引いていき、マスからマスへどの順番で繋がっているかなど大まかな経路が確定しました。