檜皮葺き -建築部-

2025/9/16

茶室の工事もどんどん進んでいます。

いよいよ杉皮葺き・・・の前に伝統工法檜皮葺きが始まります。

腰掛待合と中門はす杉皮のみなのですが、

茶室はなぜか軒付部分が檜皮で葺かれていました。

これにより復元会議では

・本来は檜皮葺きだったのではないか

・檜皮と杉皮の併用はあり得るのか

・復元は待合、中門に合わせて杉皮のみで葺くか

等々、長いあいだ結論の出ない議論が行われてきました。

最終的にはハイブリットの方針に決定ました。

現状の仕様をそのまま保持するという保存修復の理念での結論となりました。

それにしても檜皮葺き(工事)がこんなに近くで見れることは貴重でした。