茶室庇工事 -建築部-

2025/8/25

造園工事の桂垣に続いて建築工事では茶室・腰掛待合の屋根が復元されていきます!

8月に入るとそれぞれに足場が設置され、杉皮の撤去が行われました。

丁寧に杉皮をはがしていくと、下地の木組みが現れます。

木組みと細竹垂木の劣化具合を確認し、

遺せる部材と取り換えの部材を判別していきます。

土壁との取り合いや、欠損を見ながら、慎重に新材を追加していきます。

新材の明るい色と、古材の暗い色の調和も文化財ならではの見どころではないでしょうか。

見学の際はぜひ軒裏も見ていただきたいです!