四ツ目垣-造園部-

2025/10/12

苔と並行して路地の中にある竹垣、「四ツ目垣」も制作されました。

この四ツ目垣の支柱である丸太は、コンクリート工事の際に発見した

あの穴に立てています。

路地に入ると大きく内露地と外露地に空間が分けられ、

驢庵路地の場合は真ん中に中門があるので境界が分かりやすいです。

露地門⇀外露地⇀中門⇀内露地⇀茶室

という流れですが、外界と明確に分けられた境界の中に入って、

精神的に茶事に集中するという儀式の1つでもあります。

ほとんどの場合茶庭は外からは見えないように囲われているので、

外露地に入った時点でもだいぶ茶の世界に入り込めるのですが、

それをさらに集中させるのが中門というわけです。

そして驢庵路地の場合、中門への前段階として(扉はないですが)

透明感のある四ツ目垣の間を軽く通ります。

厳密にいうなら三重露地とも言えるかもしれません。

この小さい空間に、いかに精神を茶の湯の高みまで持っていけるか。

そういった要所の工夫を発見し、考察しながら

ぜひ路地を歩いてみてほしいです。